当会は、会員が保有する資格力、学び培ってきた法律力および個性ある人間力を結集し、これら「三つの力」で、学びつつ社会に貢献していこうとする団体です。平成15年から活動しています。
当会は、志しを同じくする学びを「学べる」、ひとりでは出来なくとも、みんなの力を結集すれば「出来る」、勉強したことが「活かせる」をモットーとするアクティブ世代の集まりです。企業の管理職、法律・経営・税務の専門家や研究者、キャリアコンサルタント、ソーシャルワーカーなど多彩な顔ぶれで構成されており、定年後の方もたくさんおられます。
また、当会の社会貢献活動の目的としては、労働者や中高年齢者に対する、キャリア形成の研修、就業支援、法務支援、および中小企業や個人事業主への経営支援を行うことと、労働法、社会保障法、キャリアデザイン学、産業心理学や人事労務管理などの人間に係る研究活動を行うことです。これらを「三つの活動」として、研修活動(講習会や自主研究会など)、社会貢献活動(労働相談やキャリア支援など)、研究活動(労働法や人事労務研究など)として具体化し、非営利で活発な活動を続けています。
勉強会あり、懇親会あり、旅行会ありの「学び、楽しみ、仲間作り」の会で、社会貢献もしていくという、ウイングの広い団体です。
みなさん、出会いは一期一会。是非この機会を捉えて、一緒に活動していきましょう。
一般社団法人洛陽労働法務・キャリア支援機構
理事長 中川直毅
中川理事長と副理事長の田畑社会保険労務士の共著書物が発売されました。
本書は中川理事長が大学において担当しているキャリア論や労働法の授業の講義録と、社会人講座で講師をしているキャリア教育の講演録から、特に重要なテーマを厳選した一冊です。
実務家として活躍している田畑社会保険労務士も一部執筆し、実務的な面をより強化しております。
自己の”キャリア”を考えていくことは、人生をより豊かにしていくうえで大変重要なことです。
そして、働く上での”ワークルール”、労働法の基礎知識を学んでおくことも、自己が法的に守られるためにとても大切なことです。
本書はこれらを意識し著されたもので、初学者から人事ベテランの方まで多くの方に読まれたい一冊です。
【目次】
第1章 キャリア編
第1講 キャリアを考える
第2講 働くことは、人生を豊かにすること
第3講 雇用の動向を知る
第4講 会社やNPO法人で仕事をする
第5講 働く世界を知る
第6講 中高年齢者(ミドル・エルダー)のキャリア
第2章 ワークルール編
第7講 労働法の概観と労働契約・就業規則
第8講 賃金の法律知識
第9講 労働時間・安全衛生
第10講 ブラック企業に近づかないために
第11講 労働組合法
第3章 働くためのスキル編
第12講 問題解決スキル